「ペトリュスはワインというよりも神話の象徴なのだ。」 と表現される世界最高峰のワインです。値段も大変高くカリフォルニアワインの最高値のスクリーミングイーグルを越えることもあります。
シャトー・ペトリュス Chateau Petrus
「ペトリュス」は今やフランス五大シャトーを凌いで、世界で最も高値で取引されるワインの一つとなっています。その値段にも関わらず、希少性からすぐに完売してしまうというのですから驚きです。まさに幻のワインと言えます。
ペトリュスの畑は11.4haで、周りにあるシャトーと畑が隣接しているにも関わらず、その土壌は少し異なっています。周りのシャトーよりも砂利が少なく、黒粘土と呼ばれる「スメクタイト」が多く含まれた膨潤性のある特殊な粘土が表土に出ています。他に類を見ない土壌の畑で完全管理の下、5%植えているカベルネ・フランはほとんど用いられず、例年ほぼメルロ100%でリリースされています。生産本数はわずか4500ケース程度ですが、その高価な値段にもかかわらず世界の愛好家が、すぐに買い求めるためほとんど市場に出回りません。もし手に入れられる機会があったのなら、それは幸運としか言い表せません。
シャトー・ペトリュス Chateau Petrus 当たり年?評価?
1971 PP95点 1989 PP100点 1990 PP100点 1995 PP96点 1997 PP91点 1998 PP98点 1999 PP94点 2000 PP100点 2003 PP95点 2004 PP93点 2006 PP93点 2008 PP97点 2009 PP100点 2010 PP100点 2012 PP96点 2014 PP93点 2015 PP100点 2016 PP100点 2017 PP95点 |
シャトー・ペトリュス Chateau Petrus お勧めポイント
- 奇跡のような土壌が育んだワイン
- ロバートパーカ氏をもって神話とこれ以上のない評価
- 高価にもかかわらず史上にまったく出てこない
雑誌の写真やメディアなど色々なところでこのラベルを見にすることがありますが、私にとってはDRCよりも飲んでみた一本です。おそらくワイン好きにとっては憧れ以上の存在ではないでしょうか。