2019年11月3日 レ・フォール・ド・ラトゥール Les Forts de Latour

レ・フォール・ド・ラトゥール Les Forts de Latour

先日紹介させていただいた5大シャトー そのセカンドに当たるワインがこのレ・フォール・ド・ラトゥール Les Forts de Latouです。

以前の記事 【一度は飲みたい】シャトー・ラトゥール Chateau Latour 【5大シャトー】

セカンドとはいえ5大シャトーのLATOURが創るワイン、並大抵のものではありません。認知度、人気共に非常に高く批評家の試飲のたびににセカンドワインの中で最上の評価をされます。

 葡萄は プティ・バタイエ、コンテス・ド・ラランド、そしてレ・フォール・ド・ラトゥールの3つの畑取れたものがつかわれています。他にはラトゥールのロットで「グラン・ヴァン」には届かないとされたものがブレンドされる。 基本70%のカベルネ・ソーヴィニョンと30%のメルロで構成され、上記3区画の畑のものが3分の2、残り3分の1はランクロの畑の葡萄が使われているようです。

醸造法はラトゥールと全く同じ

1966年がファーストヴィンテージとなるシャトー・ラトゥールのセカンドラベルの レ・フォール・ド・ラトゥールに 使用される葡萄は主に、ランクロの周りに広がる区画の物です。ここは樹齢40年以上の優良な葡萄が育つ100年以上にわたって大切に守られてきた畑です。だからこの レ・フォール・ド・ラトゥール を若い木だけから採ったセカンド・ワインだと考えるのは間違っています。 近年はランクロの外の葡萄の木が樹齢を重ねるに従って、レ・フォール・ドゥ・ラトゥールの品質は着実に向上しているのは間違いないでしょう。

社長のフレデリック・アンジェラ氏は、レ・フォール・ド・ラトゥールの近年の品質向上に対し、「昔は若木をブレンドしていたが、その樹齢は4~50年に達しており、もはや若木を使ったセカンドではありません。私は、このレ・フォール・ド・ラトゥールをセカンドと呼ぶのを躊躇してしまいます。」と語っています。

お勧めポイント

  • セカンドを越え5大シャトーにもっとも近いワイン
  • 値段は2万円台と5大シャトーの半額以下
  • 飲み頃を迎えるのが5大シャトーよりはやい

私が飲んだのことがあるのは2001年でちょうど飲み頃を向かえた年代のものでしたが、率直に美味しかったです。

同じ値段帯のワインの中では頭一つ抜けた感じでした。

機会があればまた是非にと思える1品でお勧めしたワインの1つです。