2019年12月5日

グレース・ファミリー・ヴィンヤーズ ブランク

Grace Family Cabernet Blank Vineyard

元祖カルトワインと言えばグレース・ファミリーですが、そのセカンドワインもファーストどうよう生産量が僅かなすぎてなかなか手に入りません。購入することの出来る権利を以前オークションにかけられたことがありますが、数百万円で落札された恐るべきワイナリーです。

グレース・ファミリー・ヴィンヤーズ ブランク

アメリカ海兵隊を1964年に退役したディック・グレース氏はサンフランシスコで証券業界で働いた後、妻のアン氏と3人の子供一家全員でセント・ヘレナの北に移住します。そこでビクトリア朝様式の古い屋敷を購入しましたが、そこが現在有名なグレース・ファミリー・ヴィンヤーズの本拠地となっております。1978年に自宅前のわずか1エーカーの畑から初収穫した葡萄を近所のケイマス・ワイナリーに運んだところ、故チャーリー・ワグナー氏は「ディック、これはすばらしい葡萄だよ!」と絶賛したそうです。 その葡萄から誕生した初のワイン、ケイマス カベルネ グレース・ファミリー・ヴィンヤードでした。このワインはその後1982年まで生産され、翌1983年からついにグレース・ファミリー・ヴィンヤーズの誕生となりました。

このセカンドワインのブランクで使用される葡萄は、専用の畑で栽培され、すべてグレース・ファミリーの自社畑から植樹されたものです。ファーストもそうであるようにセカンドも一切の混ぜ物なしの100%カベルネ・ソーヴィニヨンで醸造されています。徐梗してステンレス・タンクで発酵後、熟成は新樽比率(80%)のフレンチ・オークで約30ヶ月と長期にわたります。

グレース・ファミリー・ヴィンヤーズ ブランク 当たり年?評価?

普段はここに歴代の評価を記載させていただいておりますが、評論家にすらワインが行き渡らないため、評価自体をされておりません。

グレース・ファミリー・ヴィンヤーズ ブランク お勧めポイント

  • オーガニックワイン
  • 極めて生産量が少ない
  • 自然豊かな味わい

毎年1本必ず飲むワインの1つがこのグレース・ファミリーです。このワイナリーは子供のための慈善団体に寄付を行なうなど社会奉仕を積極的に行なっているからです。いつかその子供中から、またワインの世界を深めてくれる人物が現れてくれるでしょう。

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