2019年11月15日

シャトー・ラフィット・ロスチャイルド Chateau LAFITE ROTHSCHILD

シャトー・ラフィット・ロスチャイルド Chateau LAFITE ROTHSCHILD

王の中の王、5大シャトーの筆頭とされているのが、シャトー・ラフィット・ロスチャイルドです。1855年のメドックの格付けで 、 グランクリュ第1級1位に選ばれたのがラフィット・ロスチャイルドでした。今日まで王座に君臨し続けている世界最高峰のワインの1つです。

シャトー・ラフィット・ロスチャイルド CH LAFITE ROTHSCHILD

シャトー・ラフィット・ ロスチャイルド の歴史は大変古く13~14世紀頃にさかのぼります。このワインの美味しさを世に知らしめたのは、ルイ15世に寵愛されたポンパドール夫人だと言われています。ラフィットの素晴らしさに魅了された夫人が、毎夜催されるヴェルサイユ宮殿での晩餐会にこのワインを登場させたことで、王室御用達のワインとなったのです。17世紀に入り ボルドーの有力者、ニコラス・ド・セギュール氏とその息子ニコラスアレクサンドル氏 が所有し施策が始まってことで評価が高まりました。その後1855年のメドック格付けで1級に格付けされ、1968年にロスチャイルド家のフランス分家のジェームズ・ド・ ロスチャイルド 男爵が 厳しい競売の末に勝ち抜いて落札し シャトーを買い取ります。そこから一族が品質向上の為、様々な取り組みを行い現在5代目によってシャトーの栄光は守られています。

五大シャトーの中で最も繊細でエレガントな味と評されています。 カベルネ・ソーヴィニヨンの比率が非常に高いため熟成に長い時間が必要ですが、長期熟成を遂げたその姿は 繊細でいてこの上なく素晴らしい芳香とやわらかさ、羽毛の上にふんわりと降り立つような飲み心地、ボルドーの極地ともいえます。

シャトー・ラフィット・ロスチャイルド Ch LAFITE ROTHSCHILD 当たり年?評価?

2000 PP98点
2001 PP96点
2002 PP94点
2003 PP100点
2004 PP95点
2005 PP98点
2006 PP97点
2007 PP94点
2008 PP98点
2009 PP99点
2010 PP98点
2011 PP93点
2012 PP91点
2013
2014 PP95点
2015 PP96点
2016 PP99点
2017 PP99点
2018 PP100点

シャトー・ラフィット・ロスチャイルド CH LAFITE ROTHSCHILD お勧めポイント

  • 最も繊細と評されるワイン
  • 長期熟成の果てに至高の味わい
  • どの年代の非常に評価が高い

評価だけで言えば5大シャトーのトップに君臨し続けているワインだと思います。それはすなわち世界のワインのトップの1本であるといっても過言ではないでことを意味しています。長期熟成が必要な上、高価なワインでおいそれとは飲むことができませんが、必ず1度は飲んでいただきたいワインです。

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